ALTER TABLE

オルターテーブル（テーブル管理）

意味テーブル構造の変更

ALTER TABLEとは？

ALTER TABLEは、既存のテーブルの構造を変更するためのSQLコマンドです。列の追加、削除、データ型の変更、制約の追加や削除などの操作を行うことができます。

ALTER TABLEの具体的な使い方

列追加の例

-- 既存のテーブルに新しい列を追加
ALTER TABLE users ADD COLUMN email VARCHAR(255);

-- 変更を確認
DESCRIBE users;

👇出力結果

Field   Type         Null  Key  Default  Extra
id      INT          NO    PRI  NULL
name    VARCHAR(50)  YES        NULL
age     INT          YES        NULL
email   VARCHAR(255) YES        NULL

この例では、usersテーブルにemail列を追加しています。新しく追加される列のデータ型はVARCHAR(255)に設定されます。

データ型変更の例

-- 列のデータ型を変更
ALTER TABLE users MODIFY COLUMN age TINYINT;

-- 変更を確認
DESCRIBE users;

👇出力結果

Field   Type         Null  Key  Default  Extra
id      INT          NO    PRI  NULL
name    VARCHAR(50)  YES        NULL
age     TINYINT      YES        NULL
email   VARCHAR(255) YES        NULL

この例では、usersテーブルのage列のデータ型をINTからTINYINTに変更しています。TINYINTは、-128から127までの小さな整数を格納するのに適しています。

ALTER TABLEに関するよくある質問

Q. ALTER TABLEの主な用途は？

A. ALTER TABLEの主な用途は、既存のテーブル構造を変更することです。列の追加、削除、データ型の変更、制約の追加や削除などの操作が可能です。

Q. データ型変更の注意点は？

A. データ型を変更する際は、既存のデータとの互換性に注意が必要です。例えば、より小さなデータ型に変更すると、データの切り捨てや変換エラーが発生する可能性があります。

Q. 列名の変更は可能ですか？

A. はい、ALTER TABLE コマンドを使用して列名を変更することができます。例えば、'ALTER TABLE users CHANGE COLUMN old_name new_name VARCHAR(50);'のように使用します。

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