EXCEPT

イクセプト（データ操作）

意味集合の差を求める演算

EXCEPTとは？

EXCEPTは、2つの結果セットの差分を取得するSQLの演算子です。最初の結果セットから、2番目の結果セットに存在する行を除外した結果を返します。

EXCEPTの具体的な使い方

EXCEPT句の使用例

SELECT column1 FROM table1
EXCEPT
SELECT column1 FROM table2;

-- 結果を表示
SELECT * FROM (
  SELECT column1 FROM table1
  EXCEPT
  SELECT column1 FROM table2
) AS result;

👇出力結果

結果セット（table1にあってtable2にない値のみ）

この例では、table1のcolumn1の値からtable2のcolumn1の値を除いた結果を取得します。つまり、table1にあってtable2にない値のみが返されます。

EXCEPTに関するよくある質問

Q. EXCEPTとWHERE NOT INの違いは？

A. EXCEPTは集合演算子で、重複を自動的に除去します。WHERE NOT INはサブクエリを使用し、NULLの扱いが異なります。EXCEPTの方がパフォーマンスが良い場合が多いです。

Q. EXCEPTは全てのDBMSで使えますか？

A. いいえ、EXCEPTはすべてのDBMSでサポートされているわけではありません。例えば、MySQLの古いバージョンではサポートされていません。代替として、LEFT JOINやNOT EXISTSを使用することができます。

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