MATCH AGAINST

マッチアゲインスト（データ操作）

意味全文検索を実行する

MATCH AGAINSTとは？

MATCH AGAINSTは、MySQLの全文検索機能を使用するための構文です。指定したカラムの中から、与えられた検索語に関連する行を効率的に見つけ出します。自然言語検索やブール検索モードをサポートしています。

MATCH AGAINSTの具体的な使い方

全文検索の実装例

CREATE TABLE articles (
  id INT AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
  title VARCHAR(200),
  body TEXT,
  FULLTEXT(title, body)
);

INSERT INTO articles (title, body) VALUES
('MySQLの全文検索', 'MySQLは効率的な全文検索機能を提供しています。'),
('データベース設計のヒント', 'よいデータベース設計は性能向上につながります。'),
('SQL入門', 'SQLは強力なデータ操作言語です。');

SELECT id, title, body,
  MATCH(title, body) AGAINST('MySQL全文検索' IN NATURAL LANGUAGE MODE) AS relevance
FROM articles
WHERE MATCH(title, body) AGAINST('MySQL全文検索' IN NATURAL LANGUAGE MODE);

SELECT 'Result:' as '', CONCAT(
  'ID: ', id, ', ',
  'Title: ', title, ', ',
  'Relevance: ', relevance
) as output
FROM (
  SELECT id, title,
    MATCH(title, body) AGAINST('MySQL全文検索' IN NATURAL LANGUAGE MODE) AS relevance
  FROM articles
  WHERE MATCH(title, body) AGAINST('MySQL全文検索' IN NATURAL LANGUAGE MODE)
) as search_result;

👇出力結果

Result: ID: 1, Title: MySQLの全文検索, Relevance: 0.22764469683170319

この例では、まずarticlesテーブルを作成し、サンプルデータを挿入します。その後、MATCH AGAINST句を使用して'MySQL全文検索'という語句に関連する記事を検索し、関連性スコアも表示します。結果を見やすくするために、SELECTステートメントで整形しています。

MATCH AGAINSTに関するよくある質問

Q. MATCH AGAINSTの基本的な使い方は？

A. MATCH AGAINST句は、WHERE句やSELECT句内で使用します。MATCH(column1, column2)で検索対象のカラムを指定し、AGAINST('検索語')で検索したい語句を指定します。例：WHERE MATCH(title, body) AGAINST('検索語')

Q. 全文検索モードの種類は？

A. MySQLの全文検索には主に3つのモードがあります：1) 自然言語モード（デフォルト）、2) ブールモード、3) クエリ拡張モード。自然言語モードは一般的な検索に、ブールモードは複雑な検索条件に、クエリ拡張モードは関連性の高い結果を得るのに使用されます。

Q. 全文インデックスの作成方法は？

A. 全文検索を使用するには、まず全文インデックスを作成する必要があります。テーブル作成時にFULLTEXT(column1, column2)と指定するか、既存のテーブルに対してALTER TABLE table_name ADD FULLTEXT(column1, column2)を実行します。

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