BLOB

ブロブ（データ型と制約）

意味バイナリデータ用の型

BLOBとは？

BLOBは、MySQLで使用されるバイナリラージオブジェクトのデータ型です。画像、音声、動画などのバイナリデータを格納するのに適しています。最大65,535バイトまで格納できます。

BLOBの具体的な使い方

バイナリデータの例

CREATE TABLE images (id INT AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY, data BLOB);

-- バイナリデータをファイルから読み込んで挿入する例
INSERT INTO images (data) VALUES (LOAD_FILE('/path/to/image.jpg'));

-- BLOBデータを取得して長さを表示する例
SELECT id, LENGTH(data) AS file_size FROM images;

-- 出力結果:
-- +----+-----------+
-- | id | file_size |
-- +----+-----------+
-- |  1 |    524288 |
-- +----+-----------+

👇出力結果

1	524288

この例では、imagesテーブルにdata列を作成し、BLOB型として定義しています。この列には画像ファイルのバイナリデータを直接格納することができます。

BLOBに関するよくある質問

Q. BLOBとTEXTの違いは？

A. BLOBはバイナリデータを格納するための型で、TEXTは文字列データを格納するための型です。BLOBは画像や音声ファイルなどのバイナリデータに適しており、TEXTは長い文章や文字列に適しています。BLOBはバイト単位で扱われ、TEXTは文字単位で扱われます。

Q. BLOBの最大サイズは？

A. 標準のBLOBデータ型の最大サイズは65,535バイトです。より大きなサイズが必要な場合は、MEDIUMBLOB（最大約16MB）やLONGBLOB（最大約4GB）を使用できます。ただし、実際に格納できるデータ量はサーバーの設定や利用可能なリソースによって制限される場合があります。

Q. BLOBにファイルを保存すべき？

A. BLOBにファイルを直接保存するかどうかは状況によります。小さなファイルや頻繁にアクセスするファイルの場合はBLOBに保存すると便利です。しかし、大きなファイルや多数のファイルを扱う場合は、ファイルシステムに保存しパスをデータベースに格納する方が効率的な場合があります。パフォーマンス、バックアップ、スケーラビリティを考慮して決定しましょう。

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