PRIMARY KEY

プライマリーキー（データ型と制約）

意味テーブルの主キー制約

PRIMARY KEYとは？

PRIMARY KEYは、テーブル内の各行を一意に識別するための制約です。この制約が設定されたカラムは、重複した値を持つことができず、NULLも許可されません。データベース設計において非常に重要な役割を果たします。

PRIMARY KEYの具体的な使い方

PRIMARY KEY制約例

CREATE TABLE users (
  id INT PRIMARY KEY,
  name VARCHAR(50)
);

INSERT INTO users VALUES (1, 'Alice'), (2, 'Bob');

-- 主キーの重複を試みる
INSERT INTO users VALUES (1, 'Charlie');

SELECT * FROM users;

👇出力結果

Query OK, 2 rows affected

Error 1062: Duplicate entry '1' for key 'PRIMARY'

id | name
1  | Alice
2  | Bob

この例では、usersテーブルを作成し、idカラムをPRIMARY KEYとして定義しています。これにより、各ユーザーを一意に識別できます。また、主キーの重複を試みることで、PRIMARY KEY制約の動作を確認しています。

PRIMARY KEYに関するよくある質問

Q. 複数のカラムでPRIMARY KEYを？

A. はい、複数のカラムを組み合わせてPRIMARY KEYを作成できます。これを複合主キーと呼びます。例：CREATE TABLE orders (order_id INT, product_id INT, PRIMARY KEY (order_id, product_id));

Q. PRIMARY KEYとUNIQUEの違いは？

A. PRIMARY KEYはテーブルに1つだけ定義でき、NULLを許可しません。UNIQUEは複数定義でき、NULLを許可します（ただし1つだけ）。PRIMARY KEYは通常、レコードの一意の識別子として使用されます。

Q. PRIMARY KEYの変更や削除は可能？

A. 既存のテーブルのPRIMARY KEYを変更または削除することは可能ですが、データの整合性に影響を与える可能性があるため注意が必要です。ALTER TABLE文を使用して変更できますが、関連するFOREIGN KEY制約にも影響する可能性があります。

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