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MySQL - インデックスヒント

IGNORE INDEX

イグノア インデックス(インデックスと最適化

意味 特定のインデックス使用を回避


IGNORE INDEXとは?

IGNORE INDEXは、MySQLのクエリヒントの一つです。これを使うと、クエリオプティマイザに特定のインデックスの使用を避けるよう指示することができます。通常は自動的に最適なインデックスが選択されますが、特定の状況下では一部のインデックスを無視した方が良いパフォーマンスが得られる場合があります。

IGNORE INDEXの具体的な使い方

インデックス無視の例

SELECT * FROM orders IGNORE INDEX (idx_date) WHERE status = 'completed';

SELECT COUNT(*) AS result FROM orders IGNORE INDEX (idx_date) WHERE status = 'completed';

👇出力結果

result: 500

この例では、ordersテーブルからデータを選択する際に、idx_dateというインデックスの使用を避けるよう指示しています。完了済みの注文を検索する際に、日付のインデックスを使わないようにすることで、より効率的な検索ができる可能性があります。

IGNORE INDEXに関するよくある質問

Q. IGNORE INDEXはいつ使うべき?
A. IGNORE INDEXは、特定のインデックスが非効率的な場合や、他のインデックスの方が適している場合に使用します。例えば、大量のデータを含むカラムのインデックスが、小規模なデータセットに対して逆効果になる場合などです。
Q. 複数のインデックスを無視できる?
A. はい、IGNORE INDEX (idx1, idx2) のように、カンマ区切りで複数のインデックスを指定して無視することができます。
Q. パフォーマンスへの影響は?
A. 適切に使用すれば、IGNORE INDEXはクエリのパフォーマンスを向上させることができます。ただし、誤って重要なインデックスを無視してしまうと、逆にパフォーマンスが低下する可能性があるので注意が必要です。

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