{category}

MySQL - リカバリ技術

Point-in-Time(増分)リカバリ

ポイント イン タイム リカバリ(バックアップとリカバリ

意味 特定時点へのデータ復元


Point-in-Time(増分)リカバリとは?

Point-in-time recovery(増分リカバリ)は、データベースを過去の特定の時点の状態に戻す復元技術です。この方法を使うと、誤ってデータを削除してしまった場合や、システム障害が発生した場合でも、問題が起きる直前の状態にデータベースを戻すことができます。

Point-in-Time(増分)リカバリの具体的な使い方

時点復元の例

mysqlbinlog --stop-datetime="2023-06-15 14:00:00" /var/log/mysql/mysql-bin.* | mysql -u root -p

👇出力結果

Enter password: 
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

Query OK, 1 row affected (0.01 sec)
...
Database restored to 2023-06-15 14:00:00

この例では、2023年6月15日14時までのバイナリログを適用して、その時点のデータベース状態に復元します。mysqlbinlogコマンドでログを読み取り、mysqlコマンドでデータベースに適用しています。

Point-in-Time(増分)リカバリに関するよくある質問

Q. Point-in-Timeリカバリとは?
A. Point-in-Timeリカバリは、データベースを過去の特定の時点の状態に戻す復元技術です。誤ったデータ削除や障害発生時に、問題直前の状態にデータベースを戻すことができます。
Q. なぜ増分リカバリと呼ばれる?
A. 増分リカバリと呼ばれるのは、フルバックアップから特定時点までの変更(増分)を適用して復元するためです。全データを復元するのではなく、変更分のみを適用するので効率的です。
Q. 必要なバックアップは?
A. Point-in-Timeリカバリには、定期的なフルバックアップと、その後の全てのバイナリログが必要です。これにより、フルバックアップ以降の任意の時点まで復元できます。

Point-in-Time(増分)リカバリが学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか?
プログラミング単語帳には、MySQLのPoint-in-Time(増分)リカバリやSHOW BINARY LOGS、mysqlimport、mysqldump、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。

1日5分の暗記でプログラミンが身に付く!プログラミング単語帳 公式ストアで発売中!

HTML編、CSS編、JavaScript編、PHP編、Ruby編、その他単語編の6シリーズ分が公式ストアにて販売中です。気になった方はぜひ購入してみてください。


MySQLを学べる「プログラミング単語帳」アプリ

プログラミング単語帳がアプリになりました!MySQLはもちろん、10種類のプログラミング言語の中から、よく使われる単語をスマホで学習できます。

収録単語は2,000単語以上!
現在は、HTML、CSS、JavaScirpt、PHP、Laravel、Ruby、Python、MySQL、Linux、など10カテゴリーの単語帳が1つのアプリに収録されています。

いつでも、どこでも、隙間時間を有効活用して、プログラミングを効率的に学べるので、ぜひダウンロードしてみてください。

2024年7月アップデート情報:「Laravel」カテゴリーが追加されましました!

2024年8月アップデート情報:「MySQL」「Linux」カテゴリーが追加されましました!


関連するそのほかの単語

SHOW BINARY LOGS

バイナリログの一覧表示

種類: バイナリログ管理

mysqlimport

データの一括インポート

種類: バックアップツール

mysqldump

データベースのバックアップ

種類: バックアップツール

DESCRIBE

テーブル構造の表示

種類: テーブル構造表示

START REPLICA

レプリケーションを開始

種類: レプリケーション状態管理