COMMIT

コミット（トランザクションと同時実行制御）

意味トランザクションの確定

COMMITとは？

COMMITは、現在のトランザクションで行われた全ての変更を確定し、データベースに永続的に反映させるMySQLコマンドです。このコマンドを実行すると、トランザクション中の操作が最終的に保存され、他のユーザーからも見えるようになります。

COMMITの具体的な使い方

ユーザー追加の例

START TRANSACTION;
INSERT INTO users (name, email) VALUES ('山田太郎', '[email protected]');
COMMIT;

SELECT * FROM users WHERE email = '[email protected]';

👇出力結果

Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

Query OK, 1 row affected (0.01 sec)

Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

+----+----------+-------------------+
| id | name     | email             |
+----+----------+-------------------+
| 1  | 山田太郎 | [email protected]  |
+----+----------+-------------------+
1 row in set (0.00 sec)

この例では、新しいユーザーを追加するトランザクションを開始し、INSERTでデータを挿入した後、COMMITで変更を確定しています。これにより、追加されたユーザー情報がデータベースに永続的に保存されます。

COMMITに関するよくある質問

Q. COMMITの役割は何ですか？

A. COMMITは、現在のトランザクションで行われた全ての変更を確定し、データベースに永続的に反映させるコマンドです。これにより、トランザクション中の操作が最終的に保存され、他のユーザーからも見えるようになります。

Q. COMMITしないとどうなる？

A. COMMITを実行しないと、トランザクション内の変更は一時的なものとなり、データベースに永続的に保存されません。セッションが終了したり、別のトランザクションが開始されると、変更は失われる可能性があります。

Q. 自動コミットとは何ですか？

A. 自動コミットは、各SQL文が実行されるたびに自動的にコミットされる設定です。MySQLではデフォルトで有効になっていますが、START TRANSACTIONを使用すると一時的に無効になります。

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