REPEATABLE READ

リピータブルリード（トランザクションと同時実行制御）

意味読取一貫性を保証

REPEATABLE READとは？

REPEATABLE READは、MySQLのデフォルトのトランザクション分離レベルです。このレベルでは、トランザクション内で同じデータを何度読み取っても同じ結果が得られることを保証します。ダーティリードとノンリピータブルリードは防げますが、ファントムリードが発生する可能性があります。

REPEATABLE READの具体的な使い方

分離レベル設定例

SET TRANSACTION ISOLATION LEVEL REPEATABLE READ;

BEGIN;
  SELECT * FROM products WHERE id = 1;
  -- 他のトランザクションが製品データを更新してコミット
  SELECT * FROM products WHERE id = 1;
COMMIT;

SELECT @@transaction_isolation;

👇出力結果

REPEATABLE-READ

この例では、トランザクション分離レベルをREPEATABLE READに設定し、トランザクション内で同じデータを2回読み取ります。他のトランザクションがデータを更新してコミットしても、2回目の読み取りで同じ値が見えます。最後に現在の分離レベルを確認しています。

REPEATABLE READに関するよくある質問

Q. REPEATABLE READの主な利点は？

A. REPEATABLE READの主な利点は、トランザクション内で同じデータを何度読み取っても同じ結果が得られることを保証する点です。これにより、ダーティリードとノンリピータブルリードを防ぐことができます。

Q. ファントムリードは防げますか？

A. REPEATABLE READではファントムリードを完全には防げません。新しい行の挿入によるファントムリードが発生する可能性があります。

Q. MySQLのデフォルト設定ですか？

A. はい、REPEATABLE READはMySQLのデフォルトのトランザクション分離レベルです。特に設定を変更しない限り、このレベルが使用されます。

MySQLのREPEATABLE READについても学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか？
プログラミング単語帳には、MySQLのREPEATABLE READやSTART TRANSACTION、COMMIT、SERIALIZABLE、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。