SET GLOBAL

セットグローバル（パフォーマンスチューニング）

意味グローバル変数を設定

SET GLOBALとは？

SET GLOBALは、MySQLサーバーのグローバルシステム変数の値を変更するコマンドです。この設定はサーバー全体に影響し、新しい接続に適用されます。ただし、既存の接続には影響しません。

SET GLOBALの具体的な使い方

最大接続数の変更例

SET GLOBAL max_connections = 1000;

SELECT @@global.max_connections AS new_max_connections;

👇出力結果

new_max_connections
1000

この例では、グローバル変数'max_connections'の値を1000に設定しています。これにより、MySQLサーバーが同時に許可する最大接続数が1000に変更されます。この変更は、新しい接続に対して有効になります。

SET GLOBALに関するよくある質問

Q. SET GLOBALの変更はいつ反映？

A. SET GLOBALで変更した値は即座にグローバル変数に反映されますが、既存の接続には影響しません。新しい接続や、変数を明示的に再読み込みした接続に対して有効になります。

Q. 再起動後も設定は保持される？

A. SET GLOBALで行った変更は、サーバーの再起動後は保持されません。永続的な変更を行うには、MySQLの設定ファイル（my.cnf or my.ini）を編集する必要があります。

Q. 全ての変数がSET GLOBALで変更可？

A. いいえ、すべての変数がSET GLOBALで変更できるわけではありません。一部の変数は読み取り専用であり、他の変数はサーバーの起動時にのみ設定できます。変数の性質はマニュアルで確認できます。

MySQLのSET GLOBALについても学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか？
プログラミング単語帳には、MySQLのSET GLOBALやInnoDB Buffer Pool、SHOW VARIABLES、SHOW STATUS、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。