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MySQL - プロセス管理

KILL

キル(監視とトラブルシューティング

意味 実行中のクエリを強制終了


KILLとは?

KILLコマンドは、MySQLサーバー上で実行中のクエリやコネクションを強制的に終了するために使用されます。長時間実行されているクエリやリソースを大量に消費しているプロセスを停止する際に役立ちます。

KILLの具体的な使い方

プロセス強制終了例

SHOW PROCESSLIST;
KILL 1234;

👇出力結果

Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

この例では、まず実行中のプロセスリストを表示し、その後プロセスID 1234のクエリを強制終了します。プロセスIDは SHOW PROCESSLIST コマンドで確認できます。注意深く使用する必要があり、不適切な使用はデータの整合性に影響を与える可能性があります。

KILLに関するよくある質問

Q. KILLコマンドは危険ですか?
A. KILLコマンドは慎重に使用する必要があります。実行中のクエリを強制終了するため、データの整合性に影響を与える可能性があります。特に、更新操作の途中で使用すると問題が発生する可能性が高くなります。必要な場合のみ、影響を十分に理解した上で使用してください。
Q. KILLの対象IDはどう確認する?
A. KILLコマンドの対象となるプロセスIDは、SHOW PROCESSLISTコマンドを使用して確認できます。このコマンドを実行すると、現在実行中のすべてのプロセスとそのIDが表示されます。長時間実行されているクエリや問題のあるプロセスを特定し、そのIDを使用してKILLコマンドを実行します。
Q. KILLで全プロセスを停止できる?
A. いいえ、KILLコマンドは通常、特定のプロセスIDを指定して個別のプロセスを停止するために使用します。すべてのプロセスを一度に停止することはできません。また、システムプロセスやMySQLサーバー自体のプロセスは、KILLコマンドで停止することはできません。これは、データベースの安全性と安定性を確保するための設計です。

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