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JavaScript - 宣言・代入

;

セミコロン(基本的な構文

意味 文の終了


;とは?

JavaScriptで文の終わりを示すための記号。

;の具体的な使い方

複数の文をセミコロンで区切る例

let a = 1; let b = 2; let c = 3;
console.log(a, b, c);

// 1行に複数の処理を書く例
let x = 5; console.log('xの値:', x); x++; console.log('インクリメント後のxの値:', x);

👇出力結果

1 2 3
xの値: 5
インクリメント後のxの値: 6

複数の変数宣言と代入を1行に記述し、セミコロンで区切る例です。各文の終わりにセミコロンを使用しています。また、1行に複数の処理を書く例も示しています。

関数定義とセミコロンの使用例

function greet(name) {
  console.log(`こんにちは、${name}さん!`);
} // 関数定義の後にセミコロンは不要

let sayHello = function(name) {
  console.log(`やあ、${name}!`);
}; // 関数式の場合はセミコロンが必要

greet('田中');
sayHello('佐藤');

👇出力結果

こんにちは、田中さん!
やあ、佐藤!

関数定義と関数式でのセミコロンの使用例です。通常の関数定義ではセミコロンは不要ですが、関数式では必要です。両方の関数を呼び出して結果を表示します。

即時実行関数とセミコロン

;(function() {
  let message = 'これは即時実行関数です';
  console.log(message);
})();

console.log('即時実行関数の後の処理');

👇出力結果

これは即時実行関数です
即時実行関数の後の処理

即時実行関数の前にセミコロンを置く例です。これは、前の文の終わりが明確でない場合に、即時実行関数が正しく動作するようにするためのテクニックです。

;に関するよくある質問

Q. セミコロンは必須ですか?
A. JavaScriptではセミコロンは必須ではありませんが、コードの明確性と一貫性のために使用することが推奨されています。
Q. セミコロンを忘れるとどうなる?
A. 多くの場合、JavaScriptエンジンが自動的にセミコロンを挿入しますが、稀に予期せぬ動作を引き起こす可能性があります。

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