!=
ノット イコール(基本的な構文)
意味 非等価
!=とは?
JavaScriptで二つの値が非等価であるかを判定するための演算子。型変換を行って比較します。
!=の具体的な使い方
不等価演算子の使用例
var x = 5;
var y = '5';
var z = 10;
console.log('x != y の結果:', x != y);
console.log('x != z の結果:', x != z);
console.log('y != z の結果:', y != z);
👇出力結果
x != y の結果: false
x != z の結果: true
y != z の結果: true
数値の5、文字列の'5'、数値の10を不等価演算子で比較します。型変換が行われるため、x != yはfalseとなり、それ以外はtrueとなります。これにより、不等価演算子が型を考慮せずに値を比較することを示しています。
不等価演算子と厳密不等価演算子の比較
console.log('数値と文字列の比較:');
console.log(1 != '1'); // 不等価演算子
console.log(1 !== '1'); // 厳密不等価演算子
console.log('nullとundefinedの比較:');
console.log(null != undefined);
console.log(null !== undefined);
console.log('trueと1の比較:');
console.log(true != 1);
console.log(true !== 1);
👇出力結果
数値と文字列の比較:
false
true
nullとundefinedの比較:
false
true
trueと1の比較:
false
true
不等価演算子(!=)と厳密不等価演算子(!==)の動作の違いを示します。不等価演算子は型変換を行うため、異なる型でも値が等しければfalseを返します。一方、厳密不等価演算子は型も含めて比較します。
条件分岐での使用例
function checkUserInput(input) {
if (input != null && input != '') {
console.log('入力された値: ' + input);
} else if (input === null) {
console.log('入力がキャンセルされました。');
} else {
console.log('何も入力されませんでした。');
}
}
checkUserInput('こんにちは');
checkUserInput('');
checkUserInput(null);
👇出力結果
入力された値: こんにちは
何も入力されませんでした。
入力がキャンセルされました。
不等価演算子を使用して、ユーザー入力が空でないかをチェックします。入力がnullや空文字でない場合は入力値を表示し、nullの場合はキャンセル、空文字の場合は何も入力されていないことを表示します。
!=に関するよくある質問
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