===
トリプル イコール(基本的な構文)
意味 厳密等価
===とは?
JavaScriptで二つの値が型と値の両方で等しいかを判定するための演算子。
===の具体的な使い方
厳密等価比較の例
function showStrictEqualResult() {
var x = 5, y = '5';
console.log('x === y の結果:', x === y);
console.log('x == y の結果:', x == y);
}
showStrictEqualResult();
👇出力結果
x === y の結果: false
x == y の結果: true
xとyが型と値の両方で等しい場合、trueを返します。この例では、数値の5と文字列の'5'を比較し、厳密等価演算子(===)と等価演算子(==)の違いを示しています。結果はコンソールに表示されます。
厳密等価演算子の異なる型と同じ型の比較例
console.log(5 === 5);
console.log(5 === '5');
console.log(true === true);
console.log(null === undefined);
👇出力結果
true
false
true
false
同じ型と値、異なる型、同じ型の真偽値、null/undefinedの比較例を示しています。厳密等価演算子は型と値の両方が等しい場合のみtrueを返します。
厳密等価演算子のオブジェクト比較例
console.log({} === {});
const obj = { a: 1 };
const sameObj = obj;
console.log(obj === sameObj);
👇出力結果
false
true
オブジェクトの比較例を示しています。空のオブジェクト同士の比較ではfalseを返しますが、同じオブジェクトを参照している場合はtrueを返すことを示しています。
配列の要素を厳密等価演算子で比較する例
const fruits = ['りんご', 'バナナ', 'オレンジ'];
function checkFruit(fruit) {
return fruits.some(f => f === fruit);
}
console.log(checkFruit('りんご'));
console.log(checkFruit('ぶどう'));
👇出力結果
true
false
配列の要素を厳密等価演算子で比較し、特定の果物が配列に含まれているかをチェックします。someメソッドと組み合わせて使用しています。
大文字小文字を区別する厳密等価演算子の例
console.log('Apple' === 'apple');
console.log('JavaScript' === 'javascript');
console.log('123' === 123);
👇出力結果
false
false
false
厳密等価演算子(===)は大文字と小文字を区別します。また、文字列と数値の比較も厳密に行います。
===に関するよくある質問
===が学べる書籍の紹介
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