<=

レスザンオアイコール（基本的な構文）

意味小なりまたは等しい

<=とは？

左のオペランドが右のオペランド以下である場合にtrueを返す。

<=の具体的な使い方

数値の比較

let a = 5;
let b = 7;

console.log(a <= b);  // 5は7以下
console.log(a <= 5);  // 5は5以下（等しい）
console.log(b <= a);  // 7は5以下ではない

👇出力結果

true
true
false

数値を比較し、左辺が右辺以下の場合はtrueを返します。等しい場合もtrueとなります。この演算子は「小なりイコール」とも呼ばれ、左側の値が右側の値より小さいか等しい場合にtrueを返します。

日付の比較

let today = new Date();
let futureDate = new Date('2025-01-01');
let pastDate = new Date('2020-01-01');

console.log(today <= futureDate);  // 今日は未来の日付以前
console.log(today <= pastDate);    // 今日は過去の日付以前ではない
console.log(today <= today);       // 今日は今日以前

👇出力結果

true
false
true

日付オブジェクトを比較し、左辺が右辺以前の日付の場合はtrueを返します。同じ日付の場合もtrueになります。この例では、現在の日付と過去・未来の日付を比較しています。

成績評価システム

function gradeScore(score) {
  if (score <= 60) {
    return '不合格：追加学習が必要です。';
  } else if (score <= 80) {
    return '合格：良い成績です。';
  } else {
    return '優秀：素晴らしい成績です！';
  }
}

console.log(gradeScore(55));
console.log(gradeScore(75));
console.log(gradeScore(90));

👇出力結果

不合格：追加学習が必要です。
合格：良い成績です。
優秀：素晴らしい成績です！

条件分岐で小なりイコール演算子を使用する例です。点数に応じて異なる評価とアドバイスを返す関数を定義しています。この関数は、テストの得点を入力として受け取り、その得点に基づいて学生の成績を評価します。

<=に関するよくある質問

Q. <= の意味は?

A. <= は「以下」または「小なりイコール」を意味する比較演算子です。左側の値が右側の値以下（小さいか等しい）場合にtrueを返します。

Q. <= と < の違いは?

A. <= は「以下」を意味し、左側が右側より小さいか等しい場合にtrueを返します。一方、< は「未満」を意味し、左側が右側より厳密に小さい場合のみtrueを返します。

Q. 数値以外でも使えますか?

A. はい、文字列や日付などの比較にも使用できます。文字列の場合はアルファベット順、日付の場合は時系列で比較されます。

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