||

オア（基本的な構文）

意味論理和（〜または）

||とは？

少なくとも1つのオペランドがtrueの場合にtrueを返します。

||の具体的な使い方

論理OR演算子の基本的な使用例

let x = false;
let y = true;
let z = false;

console.log(x || y); // true
console.log(x || z); // false
console.log(x || y || z); // true

👇出力結果

true
false
true

複数の真偽値を ||（OR）演算子で結合し、少なくとも1つの値がtrueの場合にtrueを返します。全ての値がfalseの場合のみfalseを返します。

||演算子を使用したフォールバック値の設定

function getUserName(user) {
  return user.name || user.email || 'Anonymous';
}

const user1 = { name: '山田太郎', email: '[email protected]' };
const user2 = { email: '[email protected]' };
const user3 = {};

console.log(getUserName(user1));
console.log(getUserName(user2));
console.log(getUserName(user3));

👇出力結果

山田太郎
[email protected]
Anonymous

||演算子を使用して、優先順位に基づいてフォールバック（代替）値を設定する例です。最初の真値（nullやundefinedでない値）が返されます。

||に関するよくある質問

Q. ||演算子の結果はどうなりますか？

A. ||演算子は、少なくとも1つのオペランドがtrueの場合にtrueを返します。両方のオペランドがfalseの場合のみfalseを返します。

Q. ||演算子のショートサーキットとは？

A. ||演算子は左から右に評価され、最初のtrueが見つかった時点で評価を停止します。これをショートサーキット評価と呼びます。左側の条件がtrueの場合、右側は評価されません。

Q. ||をデフォルト値に使う利点は？

A. ||演算子を使用してデフォルト値を設定すると、変数が未定義や空の場合に代替値を簡潔に指定できます。これにより、コードがより簡潔になり、エラーを防ぐことができます。

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