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JavaScript - 例外処理

try

トライ(制御構文

意味 エラーチェックのブロック


tryとは?

エラーが発生する可能性があるコードを実行するブロック。エラーが発生した場合、対応する'catch'ブロックが実行される。

tryの具体的な使い方

存在しない配列要素にアクセスする例

try {
  const arr = [1, 2, 3];
  console.log(arr[5].toString()); // 存在しない要素にアクセス
} catch (error) {
  console.error('エラーが発生しました:', error.message);
} finally {
  console.log('処理が完了しました');
}

👇出力結果

エラーが発生しました: Cannot read properties of undefined (reading 'toString')
処理が完了しました

存在しない配列要素にアクセスしようとしてエラーを発生させ、そのエラーをcatchブロックで捕捉します。finallyブロックは必ず実行されます。

tryに関するよくある質問

Q. tryブロックは必要?
A. tryブロックは、エラーが発生する可能性のあるコードを囲むために使用します。エラーハンドリングが不要な場合は必須ではありませんが、予期せぬエラーを適切に処理するために推奨されます。
Q. catchブロックは省略できる?
A. catchブロックを省略することはできません。tryブロックを使用する場合、少なくとも1つのcatchブロックまたはfinallyブロックが必要です。エラーを無視したい場合でも、空のcatchブロックを記述する必要があります。
Q. 複数のcatchブロックは可能?
A. JavaScriptでは、1つのtryブロックに対して複数のcatchブロックを使用することはできません。ただし、catch内で条件分岐を使用して、異なるタイプのエラーを個別に処理することは可能です。

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