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JavaScript - 例外処理

finally

ファイナリー(制御構文

意味 `try`/`catch`の後の最後の処理


finallyとは?

エラーの有無に関係なく、`try`/`catch`の後に必ず実行されるブロック。

finallyの具体的な使い方

エラーの有無に関わらず最終処理を実行する例

function showFinallyResult() {
  try {
    // エラーを意図的に発生させる
    throw new Error('エラーメッセージ');
  } catch (error) {
    console.log('エラーをキャッチしました:', error.message);
  } finally {
    // 最終処理を表示
    console.log('finallyブロックが実行されました');
  }
}

showFinallyResult();

👇出力結果

エラーをキャッチしました: エラーメッセージ
finallyブロックが実行されました

`finally`ブロックは、`try`/`catch`の後に必ず実行されるため、このブロックでの処理はエラーの有無に関わらず実行されます。この例では、エラーが発生してもcatchで捕捉され、その後finallyブロックが実行されることを示しています。

finallyに関するよくある質問

Q. finallyは必須ですか?
A. いいえ、`finally`ブロックは必須ではありません。`try`/`catch`のみでも有効です。ただし、エラーの有無に関わらず必ず実行したい処理がある場合に使用します。
Q. finallyは常に実行されますか?
A. はい、`finally`ブロックは`try`または`catch`ブロックで`return`文が実行されても、必ず実行されます。ただし、`try`ブロック内で`process.exit()`のような強制終了命令が実行された場合は例外です。
Q. finallyで例外をキャッチできる?
A. いいえ、`finally`ブロックは例外をキャッチするためのものではありません。例外のキャッチは`catch`ブロックで行います。`finally`は主にリソースの解放など、必ず実行したい処理のために使用します。

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