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JavaScript - 例外処理

throw

スロー(制御構文

意味 エラーを投げる


throwとは?

プログラマが意図的にエラーを発生させるための命令。特定の条件下でエラーを通知する際に使用される。

throwの具体的な使い方

カスタムエラーを投げて処理する例

function showThrowResult() {
  try {
    let age = prompt('年齢を入力してください:');
    if (isNaN(age) || age < 0) {
      throw new Error('無効な年齢です');
    }
    console.log('入力された年齢: ' + age);
  } catch (e) {
    console.error('エラーが発生しました: ' + e.message);
  }
}

showThrowResult();

👇出力結果

入力された年齢: 25  // 25を入力した場合
// または
エラーが発生しました: 無効な年齢です  // 無効な入力の場合

ユーザーから入力された年齢が無効な場合(数字でないか、負の数の場合)、`throw`を使用して新しいエラーを生成し、それを投げます。`catch`ブロックでこのエラーをキャッチし、エラーメッセージを表示します。

throwに関するよくある質問

Q. throwで投げられるのは何?
A. `throw`では任意の値を投げることができますが、通常はErrorオブジェクトまたはErrorを継承したカスタムエラーオブジェクトを使用します。これにより、エラーの種類や詳細な情報を提供できます。
Q. throwとreturnの違いは?
A. `throw`はエラーを発生させ、プログラムの実行を中断します。一方、`return`は関数から正常に値を返します。`throw`はエラー処理のために使用され、`catch`ブロックでキャッチできますが、`return`は通常の制御フローの一部です。
Q. throwの後にコードを書いても良い?
A. `throw`の後にコードを書くことはできますが、そのコードは実行されません。`throw`が実行されると、即座に現在の関数の実行が停止し、最も近い`catch`ブロックに制御が移ります。したがって、`throw`の後のコードは到達不能(unreachable)となります。

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