高階関数

こうかいかんすう（関数）

意味関数を操作する関数

高階関数とは？

高階関数は、他の関数を引数として受け取るか、または結果として関数を返す関数です。この特性により、データの流れを柔軟に制御できます。

高階関数の具体的な使い方

高階関数を使用した配列操作の例

const products = [
  { name: 'ノートPC', price: 80000, category: '電化製品' },
  { name: '本棚', price: 15000, category: '家具' },
  { name: 'コーヒーメーカー', price: 7000, category: '電化製品' },
  { name: 'ソファ', price: 35000, category: '家具' },
  { name: 'スマートフォン', price: 60000, category: '電化製品' }
];

// 電化製品のみをフィルタリング
const electronics = products.filter(product => product.category === '電化製品');

// 商品名と価格を新しい配列に変換
const formattedProducts = electronics.map(product => `${product.name}: ${product.price}円`);

// 合計金額を計算
const totalPrice = electronics.reduce((sum, product) => sum + product.price, 0);

console.log('電化製品一覧:');
console.log(formattedProducts);
console.log(`電化製品の合計金額: ${totalPrice}円`);

👇出力結果

電化製品一覧:
['ノートPC: 80000円', 'コーヒーメーカー: 7000円', 'スマートフォン: 60000円']
電化製品の合計金額: 147000円

この例では、filter()、map()、reduce()という3つの高階関数を使用して、商品リストから電化製品をフィルタリングし、フォーマットを変更し、合計金額を計算しています。

高階関数に関するよくある質問

Q. 高階関数とは何ですか？

A. 高階関数は、他の関数を引数として受け取るか、または結果として関数を返す関数です。これにより、関数の再利用性と抽象化が促進され、より柔軟なコード設計が可能になります。

Q. 高階関数の一般的な例は？

A. JavaScriptの配列メソッドである map(), filter(), reduce() などが高階関数の代表的な例です。これらは関数を引数として受け取り、配列の要素に対して操作を行います。

Q. 高階関数の利点は何ですか？

A. 高階関数の主な利点は、コードの再利用性、抽象化、および柔軟性の向上です。共通のパターンを抽出し、異なるコンテキストで再利用できる関数を作成できます。また、関数型プログラミングの基礎となり、より宣言的なコードスタイルを可能にします。

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