Instance

インスタンス（オブジェクト指向）

意味クラスから生成されるオブジェクト

Instanceとは？

インスタンスは、クラスから生成される実際のオブジェクトを指します。クラスは設計図であり、インスタンスはそれに基づいて実際に生成されたオブジェクトです。

Instanceの具体的な使い方

クラスから複数のインスタンスを作成する例

class Car {
    constructor(brand, model) {
        this.brand = brand;
        this.model = model;
    }

    getInfo() {
        return `${this.brand} ${this.model}`;
    }
}

// 複数のインスタンスを作成
const car1 = new Car('Toyota', 'Corolla');
const car2 = new Car('Honda', 'Civic');

console.log(car1.getInfo());
console.log(car2.getInfo());

// インスタンスの型を確認
console.log(car1 instanceof Car);
console.log(car2 instanceof Car);

👇出力結果

Toyota Corolla
Honda Civic
true
true

このコードでは、'Car'クラスから2つの異なるインスタンス'car1'と'car2'を作成しています。各インスタンスは独自のプロパティを持ち、同じメソッドを共有しています。

Instanceに関するよくある質問

Q. インスタンスとクラスの違いは？

A. クラスは、オブジェクトの設計図や型を定義するものです。一方、インスタンスは、そのクラスに基づいて実際に生成された個別のオブジェクトです。クラスは一つですが、そこから多数のインスタンスを作成できます。

Q. インスタンスの作成方法は？

A. インスタンスは通常、'new'キーワードを使用してクラスから作成します。例えば、'const myInstance = new MyClass();'のように記述します。これにより、MyClassの新しいインスタンスが生成され、myInstanceに割り当てられます。

Q. インスタンスの利点は？

A. インスタンスを使用することで、同じ構造を持つ複数のオブジェクトを簡単に作成できます。各インスタンスは独自の状態（プロパティの値）を持つことができるため、同じクラスから作られた異なるオブジェクトを個別に操作できます。

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