Super

スーパー（オブジェクト指向）

意味親の機能を使う

Superとは？

superキーワードは、親クラスのコンストラクタを呼び出すためや、親クラスに定義されたメソッドを参照するために使用されます。

Superの具体的な使い方

サブクラスでスーパークラスのコンストラクタとメソッドを呼び出す例

class Animal {
  constructor(name) {
    this.name = name;
  }
  speak() {
    return `${this.name}が鳴いています。`;
  }
}

class Dog extends Animal {
  constructor(name) {
    super(name); // 親クラスのコンストラクタを呼び出す
    this.type = '犬';
  }
  speak() {
    return `${super.speak()} ワンワン！`; // 親クラスのメソッドを呼び出す
  }
}

const myDog = new Dog('ポチ');
console.log(myDog.speak());

👇出力結果

ポチが鳴いています。 ワンワン！

この例では、'Dog'クラスが'Animal'クラスを継承しています。'super(name)'で親クラスのコンストラクタを呼び出し、'super.speak()'で親クラスのメソッドを呼び出しています。これにより、親クラスの機能を再利用しつつ、子クラス独自の機能を追加しています。

Superに関するよくある質問

Q. superの主な用途は？

A. superの主な用途は、子クラスから親クラスのコンストラクタやメソッドを呼び出すことです。これにより、親クラスの機能を継承しつつ、子クラス固有の処理を追加できます。

Q. superを使わないとどうなる？

A. 親クラスのコンストラクタを呼び出さないと、親クラスで初期化されるべきプロパティが正しく設定されません。これにより、予期せぬバグや動作の不具合が発生する可能性があります。

Q. superはコンストラクタ以外で使える？

A. はい、superはコンストラクタ以外のメソッド内でも使用できます。親クラスのメソッドを呼び出す際に使用します。例えば、super.methodName()のように記述します。

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