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JavaScript - その他のイベント

drop

ドロップ(イベント

意味 要素がドロップされたときのイベント。


dropとは?

ドラッグされた要素がターゲット要素上でドロップされたときに発火するイベント。

dropの具体的な使い方

ドラッグ&ドロップでテキストを移動する例

<div id="source" draggable="true" style="width: 150px; height: 50px; background-color: #f0f0f0; margin-bottom: 10px; padding: 10px;">
ドラッグして移動
</div>

<div id="target" style="width: 200px; height: 100px; border: 2px dashed #ccc; padding: 10px;">
ここにドロップしてください
</div>

<script>
const source = document.getElementById('source');
const target = document.getElementById('target');

source.addEventListener('dragstart', function(event) {
  event.dataTransfer.setData('text/plain', event.target.textContent);
});

target.addEventListener('dragover', function(event) {
  event.preventDefault();
});

target.addEventListener('drop', function(event) {
  event.preventDefault();
  const data = event.dataTransfer.getData('text/plain');
  event.target.textContent = data;
  source.style.display = 'none';
});
</script>

この例では、ドラッグ可能な要素(source)をドロップゾーン(target)にドロップすると、テキストが移動します。dragstartイベントでデータを設定し、dropイベントでそのデータを取得して表示しています。また、dragoverイベントをキャンセルすることで、ドロップを許可しています。

dropに関するよくある質問

Q. dropイベントとは何ですか?
A. dropイベントは、ドラッグされていた要素がドロップターゲット上で放されたときに発生します。このイベントは、ドラッグ&ドロップ操作の完了を示し、通常はドロップされたデータの処理を行うために使用されます。
Q. event.preventDefault()の目的は?
A. dropイベントハンドラー内でevent.preventDefault()を呼び出すのは、ブラウザのデフォルトのドロップ動作(多くの場合、新しいウィンドウでリンクを開くなど)を防ぐためです。これにより、独自のドロップ処理を実装できます。
Q. dropイベントの一般的な使用例は?
A. dropイベントは、ファイルアップロード、要素の並び替え、カスタムインターフェースでのデータ転送など、様々な場面で使用されます。例えば、画像をドラッグ&ドロップしてアップロードしたり、タスク管理アプリでタスクの優先順位を変更したりする際に利用されます。
Q. dragoverイベントとの関係は?
A. dropイベントを正しく機能させるには、通常、同じ要素にdragoverイベントリスナーを設定し、その中でevent.preventDefault()を呼び出す必要があります。これにより、要素がドロップを受け入れることをブラウザに伝えます。

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