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JavaScript - イベントオブジェクトとプロパティ

event.target

イベントターゲット(イベント

意味 イベントの発生源


event.targetとは?

イベントが発生したDOM要素を参照します。

event.targetの具体的な使い方

event.targetとevent.currentTargetの比較

<div id="outer">
  <div id="inner">
    <button id="button">クリックしてください</button>
  </div>
</div>

<script>
function handleClick(e) {
  console.log('event.target:', e.target.id);
  console.log('event.currentTarget:', e.currentTarget.id);
}

document.getElementById('outer').addEventListener('click', handleClick);
document.getElementById('inner').addEventListener('click', handleClick);
document.getElementById('button').addEventListener('click', handleClick);
</script>

この例では、ネストされた要素にイベントリスナーを設定し、event.targetとevent.currentTargetの違いを示しています。ボタンをクリックすると、イベントがバブリングし、各要素でイベントハンドラが呼び出されます。event.targetは常に最初にクリックされた要素(ボタン)を指しますが、event.currentTargetは現在のイベントハンドラが設定されている要素を指します。

event.targetに関するよくある質問

Q. event.targetとは何ですか?
A. event.targetは、イベントが最初に発生した DOM 要素を参照します。つまり、ユーザーが実際に操作した(クリックした、入力したなど)要素を指します。
Q. currentTargetとの違いは?
A. event.targetはイベントが発生した要素を指しますが、event.currentTargetは現在のイベントハンドラがアタッチされている要素を指します。イベントの伝播(バブリング)時に、この2つは異なる値を持つことがあります。
Q. event.targetの使用例は?
A. event.targetは、クリックされた特定の要素に対して操作を行いたい場合によく使用されます。例えば、リスト内の特定のアイテムがクリックされたときにそのアイテムの内容を変更するなどの操作に利用できます。

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this

現在のオブジェクトを指す

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