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JavaScript - エラーオブジェクト

TypeError

タイプエラー(エラーハンドリング

意味 型エラー


TypeErrorとは?

`TypeError` は値が期待される型ではない場合にスローされるエラーです。例えば、関数として呼び出せないものを関数として呼び出すときなどに発生します。

TypeErrorの具体的な使い方

nullオブジェクトのメソッド呼び出しの例

<button onclick='typeErrorExample()'>TypeError Example</button>
<script>
function typeErrorExample() {
  try {
    let obj = null;
    console.log(obj.someProperty);
  } catch (error) {
    if (error instanceof TypeError) {
      alert('TypeError が捕捉されました: ' + error.message);
    }
  }
}
</script>

null オブジェクトのプロパティにアクセスしようとすると `TypeError` がスローされます。try-catch文でエラーを捕捉し、エラーの種類を確認してからアラートを表示しています。

数値を関数として呼び出す例

function typeErrorExample2() {
  try {
    let num = 42;
    num();
  } catch (error) {
    console.log('TypeError が捕捉されました:', error.message);
    console.log('エラーの名前:', error.name);
    console.log('エラーのスタックトレース:', error.stack);
  }
}
typeErrorExample2();

👇出力結果

TypeError が捕捉されました: num is not a function
エラーの名前: TypeError
エラーのスタックトレース: TypeError: num is not a function
    at typeErrorExample2 (...)
    at ... 

数値を関数として呼び出そうとすると、`TypeError` がスローされます。この例では、エラーメッセージ、エラー名、スタックトレースを出力しています。

TypeErrorに関するよくある質問

Q. TypeErrorとは何ですか?
A. TypeErrorは、値が期待される型ではない場合にJavaScriptがスローするエラーです。例えば、オブジェクトではないものにメソッドを呼び出そうとしたり、関数ではないものを関数として呼び出そうとしたときに発生します。
Q. TypeErrorの一般的な原因は?
A. TypeErrorの一般的な原因には以下があります: 1. nullやundefinedのプロパティやメソッドにアクセスしようとする 2. 関数ではないものを関数として呼び出す 3. 読み取り専用プロパティを変更しようとする 4. 不適切な型の引数を関数に渡す
Q. TypeErrorを防ぐにはどうすれば?
A. TypeErrorを防ぐには、以下の方法が効果的です: 1. 値の型を事前にチェックする(typeof演算子やinstanceof演算子を使用) 2. nullやundefinedのチェックを行う 3. オブジェクトのプロパティの存在を確認してからアクセスする 4. 関数呼び出し前に、その値が実際に関数であることを確認する 5. 適切な型のデータを関数に渡す

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