onerror

オンエラー（エラーハンドリング）

意味エラー時のハンドラ

onerrorとは？

`onerror`はウィンドウオブジェクトに関連付けられたイベントハンドラで、実行時エラーが発生したときに呼び出されます。このハンドラを使用すると、エラー情報を取得したり、特定のアクションを実行したりできます。

onerrorの具体的な使い方

window.onerrorを使用してエラーをキャッチする例

<script>
window.onerror = function(msg, url, line, col, error) {
  let errorMessage = 'エラーが発生しました:\n';
  errorMessage += 'メッセージ: ' + msg + '\n';
  errorMessage += 'URL: ' + url + '\n';
  errorMessage += '行: ' + line + '\n';
  errorMessage += '列: ' + col + '\n';
  errorMessage += 'エラーオブジェクト: ' + error;
  alert(errorMessage);
  return true; // エラーをキャッチしたことを示す
};

function triggerError() {
  nonExistentFunction();
}
</script>
<button onclick='triggerError()'>エラーを発生させる</button>

このコードは、実行時エラーが発生すると、アラートダイアログにエラーの詳細情報を表示します。ボタンをクリックすると、存在しない関数を呼び出してエラーを発生させます。

onerrorに関するよくある質問

Q. onerrorの引数は何を意味する？

A. onerrorハンドラの引数は以下の意味を持ちます：msg（エラーメッセージ）、url（エラーが発生したファイルのURL）、line（エラー行番号）、col（エラー列番号）、error（エラーオブジェクト）。これらの情報を使用して、エラーの詳細を把握し、適切に処理することができます。

Q. onerrorとtry-catchの違いは？

A. onerrorはグローバルなエラーハンドラで、キャッチされなかったすべてのエラーを処理します。一方、try-catchは特定のコードブロック内のエラーを処理します。onerrorは最後の手段として使用され、try-catchで捕捉できなかったエラーをキャッチするのに適しています。

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