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JavaScript - デバッグと診断

debugger

デバッガー(エラーハンドリング

意味 デバッグのブレークポイント


debuggerとは?

`debugger`ステートメントは、JavaScriptのコード内でブレークポイントを設定するためのものです。ブラウザの開発者ツールでデバッグ中に、このステートメントが実行されると、コードの実行が停止します。

debuggerの具体的な使い方

debuggerステートメントを使用して条件付きでブレークポイントを設定する例

function calculateFactorial(n) {
  if (n < 0) {
    debugger; // 負の数が入力された場合にブレークポイントを設定
    console.error('エラー: 負の数の階乗は定義されていません');
    return null;
  }
  if (n === 0 || n === 1) {
    return 1;
  }
  return n * calculateFactorial(n - 1);
}

console.log('5の階乗:', calculateFactorial(5));
console.log('-3の階乗:', calculateFactorial(-3));

👇出力結果

5の階乗: 120
エラー: 負の数の階乗は定義されていません
-3の階乗: null

このコードは階乗を計算する関数を定義しています。負の数が入力された場合、debuggerステートメントによりブレークポイントが設定され、開発者ツールが開いていれば実行が一時停止します。

debuggerに関するよくある質問

Q. debuggerステートメントの動作条件
A. debuggerステートメントは、ブラウザの開発者ツールが開かれている場合にのみ動作します。開発者ツールが閉じていると、このステートメントは無視され、コードは通常通り実行されます。
Q. debuggerとブレークポイントの違い
A. debuggerステートメントはコード内に直接記述するブレークポイントです。一方、通常のブレークポイントは開発者ツール上で設定します。debuggerはコード内に残すことができるため、特定の条件下でのみデバッグを行いたい場合に便利です。
Q. 本番環境でdebuggerを使用しても?
A. 本番環境でdebuggerステートメントを使用することは推奨されません。デバッグ目的で追加したdebuggerステートメントは、本番環境にデプロイする前に必ず削除するか、条件付きで実行されるようにすべきです。本番環境に残っていると、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。

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