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JavaScript - Object

Object.defineProperty()

オブジェクト・ディファインプロパティ(組み込みオブジェクト

意味 プロパティを設定


Object.defineProperty()とは?

`Object.defineProperty()`メソッドは、オブジェクト上の既存のプロパティの属性を変更するか、新しいプロパティをオブジェクトに追加するために使用されます。

Object.defineProperty()の具体的な使い方

ボタンクリックで読み取り専用プロパティを定義する例

<button onclick='definePropertyExample()'>DefineProperty Example</button>
<script>
function definePropertyExample() {
  const obj = {};
  Object.defineProperty(obj, 'property1', {
    value: 42,
    writable: false
  });
  try {
    obj.property1 = 77;
  } catch (e) {
    alert('エラー: ' + e.message);
  }
  alert('現在の値: ' + obj.property1);
}
</script>

このコードは、`obj`に新しいプロパティ`property1`を追加し、その値を`42`に設定し、後で変更しようとするとエラーが発生し、現在の値がアラートで表示されます。

getter/setterを使用したプロパティ定義の例

const obj = {};
Object.defineProperty(obj, 'fullName', {
  get: function() {
    return this.firstName + ' ' + this.lastName;
  },
  set: function(name) {
    [this.firstName, this.lastName] = name.split(' ');
  }
});

obj.fullName = 'John Doe';
console.log(obj.fullName); // 'John Doe'
console.log(obj.firstName); // 'John'
console.log(obj.lastName); // 'Doe'

👇出力結果

John Doe
John
Doe

この例では、Object.defineProperty()を使用してgetter/setterを定義しています。fullNameプロパティを設定すると、自動的にfirstNameとlastNameが更新されます。

Object.defineProperty()に関するよくある質問

Q. definePropertyの主な用途は?
A. Object.defineProperty()の主な用途は、オブジェクトのプロパティに対して詳細な制御を行うことです。例えば、読み取り専用プロパティの作成、列挙不可のプロパティの設定、ゲッターとセッターの定義などができます。
Q. writableとは何ですか?
A. writableは、プロパティの値を変更できるかどうかを指定するフラグです。falseに設定すると、そのプロパティの値は変更できなくなります。
Q. getterとsetterの利点は?
A. getterとsetterを使用すると、プロパティのアクセスと設定をカスタマイズできます。これにより、値の検証、計算プロパティの作成、関連プロパティの自動更新などが可能になります。

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