Number.parseFloat()

ナンバー・パースフロート（組み込みオブジェクト）

意味文字列を浮動小数点に

Number.parseFloat()とは？

`Number.parseFloat()`メソッドは、文字列を浮動小数点数に変換します。

Number.parseFloat()の具体的な使い方

文字列を浮動小数点数に変換する例

const str1 = '3.14';
const str2 = '2.718あいうえお';
const str3 = 'きくけこ3.14';

console.log(Number.parseFloat(str1));
console.log(Number.parseFloat(str2));
console.log(Number.parseFloat(str3));

👇出力結果

3.14
2.718
NaN

この例では、異なる文字列をNumber.parseFloat()を使って浮動小数点数に変換します。数字で始まる文字列は変換され、そうでない場合はNaNが返されます。

科学的記数法の文字列を変換する例

const scientificNotation = '6.022e23';
const result = Number.parseFloat(scientificNotation);

console.log(result);
console.log(typeof result);

👇出力結果

6.022e+23
number

この例では、科学的記数法で表された文字列を浮動小数点数に変換します。結果は数値型になります。

Number.parseFloat()に関するよくある質問

Q. parseFloatとparseIntの違いは？

A. parseFloatは小数点以下も含めて浮動小数点数に変換しますが、parseIntは整数部分のみを取り出して整数に変換します。

Q. 文字列の先頭が数字以外の場合は？

A. 文字列の先頭が数字以外の場合、Number.parseFloat()はNaN（Not a Number）を返します。

Q. 小数点以下の桁数制限はある？

A. Number.parseFloat()自体には小数点以下の桁数制限はありませんが、JavaScriptの数値表現の制限に従います。

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