Math.abs()
マス・アブス(組み込みオブジェクト)
意味 絶対値を取得
Math.abs()とは?
`Math.abs()`メソッドは、与えられた数値の絶対値を返します。
Math.abs()の具体的な使い方
数値の絶対値を計算する例
const numbers = [-5, 3.14, -10, 0, 7];
console.log('各数値の絶対値:');
numbers.forEach(num => {
console.log(`|${num}| = ${Math.abs(num)}`);
});
👇出力結果
各数値の絶対値:
|-5| = 5
|3.14| = 3.14
|-10| = 10
|0| = 0
|7| = 7
この例では、配列内の各数値に対してMath.abs()を使用して絶対値を計算し、結果を表示します。
2点間の距離を計算する例
function calculateDistance(x1, y1, x2, y2) {
const dx = x2 - x1;
const dy = y2 - y1;
return Math.sqrt(Math.abs(dx * dx) + Math.abs(dy * dy));
}
const point1 = { x: 3, y: 4 };
const point2 = { x: 7, y: 8 };
const distance = calculateDistance(point1.x, point1.y, point2.x, point2.y);
console.log(`2点間の距離: ${distance.toFixed(2)}`);
👇出力結果
2点間の距離: 5.66
この例では、2次元平面上の2点間の距離を計算するためにMath.abs()を使用しています。dx * dx と dy * dy の絶対値を取ることで、負の値が生じた場合でも正しく計算できます。
Math.abs()に関するよくある質問
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