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JavaScript - パフォーマンス

Resource Timing API

リソース タイミング エーピーアイ(API & Web機能

意味 リソース読み込み時間計測API


Resource Timing APIとは?

Resource Timing APIは、ウェブページ上の各リソースの読み込みタイミングに関する情報を取得するためのAPIです。

Resource Timing APIの具体的な使い方

リソース読み込み時間の詳細な計測

// リソースのタイミング情報を取得
const resources = performance.getEntriesByType('resource');

// 最初のリソースの詳細な時間を計算
const firstResource = resources[0];
const dns = firstResource.domainLookupEnd - firstResource.domainLookupStart;
const tcp = firstResource.connectEnd - firstResource.connectStart;
const request = firstResource.responseStart - firstResource.requestStart;
const response = firstResource.responseEnd - firstResource.responseStart;
const total = firstResource.responseEnd - firstResource.fetchStart;

console.log(`DNS解決: ${dns.toFixed(2)}ms`);
console.log(`TCP接続: ${tcp.toFixed(2)}ms`);
console.log(`リクエスト時間: ${request.toFixed(2)}ms`);
console.log(`レスポンス時間: ${response.toFixed(2)}ms`);
console.log(`合計時間: ${total.toFixed(2)}ms`);

👇出力結果

DNS解決: 10.50ms
TCP接続: 15.20ms
リクエスト時間: 50.30ms
レスポンス時間: 100.80ms
合計時間: 176.80ms

Resource Timing APIを使用して、最初のリソースの読み込み時間を詳細に分析します。DNS解決、TCP接続、リクエスト、レスポンス、合計時間を個別に計算し表示します。

Resource Timing APIに関するよくある質問

Q. Resource Timing APIとは?
A. Resource Timing APIは、Webページ上の各リソース(画像、スクリプト、スタイルシートなど)の読み込みタイミングに関する詳細な情報を提供するJavaScript APIです。これを使用することで、ページのパフォーマンスを分析し、最適化の機会を特定することができます。
Q. 主な利用シーンは?
A. 主な利用シーンには、ウェブサイトのパフォーマンス監視、ユーザーエクスペリエンスの改善、ネットワークの問題の診断などがあります。例えば、特定のリソースの読み込みが遅い場合に検出し、最適化することができます。
Q. ブラウザの対応状況は?
A. Resource Timing APIは、最新のモダンブラウザ(Chrome、Firefox、Safari、Edge)でサポートされています。ただし、Internet Explorer 11以前のバージョンではサポートされていないため、使用時には注意が必要です。

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