File API

ファイルエーピーアイ（API & Web機能）

意味ファイル情報取得API

File APIとは？

File APIは、ブラウザ上でのファイルの読み取りや情報取得を可能にするAPIです。

File APIの具体的な使い方

ファイル選択と情報表示

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>File API サンプル</title>
</head>
<body>
  <input type="file" id="fileInput" multiple>
  <div id="output"></div>

  <script>
    const fileInput = document.getElementById('fileInput');
    const output = document.getElementById('output');

    fileInput.addEventListener('change', (event) => {
      const files = event.target.files;
      output.innerHTML = '';

      for (let i = 0; i < files.length; i++) {
        const file = files[i];
        const fileInfo = document.createElement('p');
        fileInfo.textContent = `ファイル${i + 1}: ${file.name}, サイズ: ${file.size} バイト, タイプ: ${file.type}`;
        output.appendChild(fileInfo);
      }
    });
  </script>
</body>
</html>

ファイル選択フォームを作成し、選択されたファイルの情報（名前、サイズ、タイプ）を表示します。複数ファイルの選択にも対応しています。

File APIに関するよくある質問

Q. File APIの主な機能は？

A. File APIの主な機能は、ブラウザ上でファイルの情報（名前、サイズ、タイプなど）を取得したり、ファイルの内容を読み取ったりすることです。これにより、ユーザーが選択したファイルをJavaScriptで処理できるようになります。

Q. セキュリティ上の制限は？

A. File APIには重要なセキュリティ制限があります。ブラウザはユーザーが明示的に選択したファイルにのみアクセスを許可し、ユーザーの許可なしにファイルシステム全体にアクセスすることはできません。また、ファイルの読み取りは非同期で行われ、大きなファイルの処理時にブラウザがフリーズすることを防ぎます。

Q. File APIとFileReader APIの違いは？

A. File APIはファイルの基本情報（名前、サイズ、タイプなど）を取得するためのAPIです。一方、FileReader APIはファイルの内容を実際に読み取るためのAPIです。File APIでファイルオブジェクトを取得し、それをFileReader APIに渡して内容を読み取るという流れで使用されることが多いです。

File APIが学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか？
プログラミング単語帳には、JavaScriptのFile APIやCanvas API、IndexedDB、Performance API、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。