Streams API

ストリームズエーピーアイ（API & Web機能）

意味データの流れを扱うAPI

Streams APIとは？

Streams APIは、データの流れや変換を効率的に扱うためのAPIです。

Streams APIの具体的な使い方

読み取り可能なストリームを作成し、データを読み取る例

// 読み取り可能なストリームを作成
const readableStream = new ReadableStream({
  start(controller) {
    controller.enqueue('Hello');
    controller.enqueue(' ');
    controller.enqueue('World');
    controller.close();
  }
});

// ストリームからデータを読み取る
const reader = readableStream.getReader();

async function readStream() {
  while (true) {
    const { done, value } = await reader.read();
    if (done) {
      console.log('Stream complete');
      break;
    }
    console.log('Received chunk:', value);
  }
}

readStream();

👇出力結果

Received chunk: Hello
Received chunk:  
Received chunk: World
Stream complete

この例では、読み取り可能なストリームを作成し、そこからデータを読み取ります。ストリームは'Hello'、' '、'World'の3つのチャンクを含んでおり、これらを順番に読み取って出力します。

Streams APIに関するよくある質問

Q. Streams APIとは何ですか？

A. Streams APIは、データの流れや変換を効率的に扱うためのJavaScript APIです。大量のデータを小さな単位（チャンク）で処理することができ、メモリ使用量を抑えつつ、データの読み取り、書き込み、変換を行うことができます。

Q. Streams APIの利点は？

A. Streams APIの主な利点は、大きなデータセットを効率的に処理できることです。メモリ使用量を抑えられ、データの一部が利用可能になった時点で処理を開始できるため、アプリケーションの応答性が向上します。また、データの変換や操作を柔軟に行うことができます。

Q. 主なストリームの種類は？

A. Streams APIには主に3種類のストリームがあります：1) ReadableStream（読み取り可能なストリーム）、2) WritableStream（書き込み可能なストリーム）、3) TransformStream（変換ストリーム）です。これらを組み合わせて様々なデータ処理を実現できます。

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