exit()

イグジット（言語の基礎）

意味プログラムを終了する関数

exit()とは？

exit()は、PHPプログラムの実行を即座に終了する関数です。die()と全く同じ動作をします。プログラムを特定の点で停止したい場合や、エラー発生時に使用されます。メッセージを表示することもできます。

exit()の具体的な使い方

ファイル確認と終了

if (!file_exists('config.php')) {
    exit('設定ファイルが見つかりません。');
}

echo '設定ファイルを読み込みました。';

👇出力結果

設定ファイルが見つかりません。

この例では、'config.php'というファイルが存在しない場合、エラーメッセージを表示してプログラムを終了します。ファイルが存在する場合は、処理を続行します。

エラー処理での使用

function connectToDatabase($host, $user, $password) {
    $connection = mysqli_connect($host, $user, $password);
    if (!$connection) {
        exit('データベースに接続できませんでした。エラー: ' . mysqli_connect_error());
    }
    echo 'データベースに接続しました。';
    return $connection;
}

connectToDatabase('localhost', 'root', 'wrong_password');

👇出力結果

データベースに接続できませんでした。エラー: Access denied for user 'root'@'localhost' (using password: YES)

この例では、データベース接続に失敗した場合にエラーメッセージを表示してプログラムを終了します。接続に成功した場合は処理を続行します。

exit()に関するよくある質問

Q. exit()とdie()の違いは？

A. exit()とdie()は全く同じ機能を持つ関数で、違いはありません。どちらを使用しても同じ結果が得られます。プログラマーの好みや読みやすさによって選択されることが多いです。

Q. exit()の引数は必須？

A. exit()の引数は任意です。引数を指定しない場合は単にプログラムが終了します。引数を指定すると、それがメッセージとして出力されてからプログラムが終了します。

Q. exit()の戻り値は？

A. exit()は戻り値を持ちません。プログラムの実行を完全に終了するため、exit()の後のコードは実行されません。

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