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PHP - 型宣言

: string

コロン ストリング(データ型と型操作

意味 文字列型の指定


: stringとは?

PHPで関数の引数や戻り値の型を文字列(string)として指定するための型宣言です。これにより、指定された箇所に文字列以外の値が使用されるとエラーが発生します。

: stringの具体的な使い方

文字列の操作と型チェック

declare(strict_types=1);

function formatName(string $firstName, string $lastName): string {
    return strtoupper($lastName) . ", " . ucfirst($firstName);
}

try {
    echo "正しい例: " . formatName("太郎", "山田") . "\n";
    echo "エラー例: " . formatName("John", 123);
} catch (TypeError $e) {
    echo "エラー: " . $e->getMessage();
}

👇出力結果

正しい例: 山田, 太郎
エラー: Argument 2 passed to formatName() must be of the type string, int given

この例では、formatName関数で名前を特定の形式にフォーマットします。引数と戻り値をstringで指定し、strict_typesを使用して厳密な型チェックを行っています。正しく文字列を渡した場合と、数値を渡してエラーになる場合を示しています。

: stringに関するよくある質問

Q. : stringの利点は?
A. : stringを使用することで、関数が期待する引数の型や返す値の型を明確にできます。これにより、コードの可読性が向上し、型関連のバグを早期に発見できます。
Q. 数値を渡すとエラーになる?
A. 通常、PHPは数値を自動的に文字列に変換しようとします。ただし、strict_types=1が宣言されている場合は、数値を渡すとTypeErrorが発生します。
Q. nullを許容するには?
A. nullも許容したい場合は、?string のように型の前に?をつけます。これにより、stringまたはnullを受け入れる関数を定義できます。

: stringが学べる書籍の紹介

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