: array

コロンアレイ（データ型と型操作）

意味配列型の指定

: arrayとは？

PHPで関数の引数や戻り値の型を配列（array）として指定するための型宣言です。これにより、指定された箇所に配列以外の値が使用されるとエラーが発生します。

: arrayの具体的な使い方

配列の操作と型チェック

declare(strict_types=1);

function getTopScores(array $scores, int $limit): array {
    rsort($scores);
    return array_slice($scores, 0, $limit);
}

try {
    $allScores = [85, 92, 78, 95, 88, 90];
    echo "トップ3スコア: " . implode(", ", getTopScores($allScores, 3)) . "\n";
    
    echo "エラー例: ";
    getTopScores("不正な入力", 3);
} catch (TypeError $e) {
    echo "エラー: " . $e->getMessage();
}

👇出力結果

トップ3スコア: 95, 92, 90
エラー: Argument 1 passed to getTopScores() must be of the type array, string given

この例では、getTopScores関数でスコアの配列から上位のスコアを取得します。第一引数をarray、第二引数とをintで指定し、戻り値もarrayとしています。strict_typesを使用して厳密な型チェックを行い、正しく配列を渡した場合と、文字列を渡してエラーになる場合を示しています。

: arrayに関するよくある質問

Q. : arrayの主な利点は？

A. : arrayを使用することで、関数が配列を期待していることを明示できます。これにより、誤って他の型の値を渡すことを防ぎ、コードの信頼性が向上します。

Q. 空の配列も受け付けますか？

A. はい、: arrayは空の配列も有効な配列として受け付けます。空の配列を渡しても型エラーは発生しません。

Q. 連想配列にも使えますか？

A. はい、: arrayは通常の配列と連想配列の両方に使用できます。PHPでは、両者は同じarray型として扱われます。

: arrayが学べる書籍の紹介

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