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PHP - 型宣言

: void

コロンボイド(データ型と型操作

意味 戻り値なしを示す型


: voidとは?

: voidは、PHPで関数が値を返さないことを明示的に宣言するために使用されます。これにより、関数の目的が副作用(画面への出力やデータベースの更新など)であることを明確にできます。

: voidの具体的な使い方

戻り値なしの関数例

function logMessage(string $message): void {
    echo "Log: $message";
}

logMessage("アプリケーションが起動しました");

👇出力結果

Log: アプリケーションが起動しました

この例では、logMessage関数が文字列を受け取って画面に出力しますが、: voidで戻り値がないことを明示しています。これにより、関数の目的が副作用(ここでは画面への出力)であることが明確になります。

データベース操作の関数例

function saveUser(User $user): void {
    // データベースに保存する処理
    echo "ユーザー {$user->getName()} を保存しました";
}

$newUser = new User("山田太郎");
saveUser($newUser);

👇出力結果

ユーザー 山田太郎 を保存しました

この例では、saveUser関数がUserオブジェクトを受け取ってデータベースに保存する操作を行います。: voidを使用することで、この関数が値を返さず、データベースへの保存という副作用が目的であることを明確にしています。

: voidに関するよくある質問

Q. : voidの意味は?
A. : voidは関数が値を返さないことを示します。関数の目的が副作用(画面への出力やデータベースの更新など)であることを明確にするために使用されます。
Q. : voidを省略できる?
A. PHPでは: voidを省略することができますが、明示的に記述することで関数の意図を明確にし、コードの可読性を向上させることができます。
Q. : voidと戻り値の関係は?
A. : voidを使用した関数では、return文を使用して値を返すことはできません。ただし、引数なしのreturn;を使用して関数を早期に終了させることは可能です。

: voidが学べる書籍の紹介

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