floatval()
フロートバル(データ型と型操作)
意味 浮動小数点数への変換関数
floatval()とは?
floatval()は、PHPで変数を浮動小数点数(小数)に変換するための関数です。この関数は、与えられた値を可能な限り浮動小数点数として解釈し、その結果を返します。
floatval()の具体的な使い方
文字列を浮動小数点数に変換
$string = '3.14';
$float = floatval($string);
echo "変換結果: $float\n";
echo "データ型: " . gettype($float);
👇出力結果
変換結果: 3.14
データ型: double
この例では、文字列の'3.14'を浮動小数点数の3.14に変換しています。floatval()関数は文字列が数字と小数点で構成されている場合、その値を浮動小数点数として解釈します。gettype()関数で変換後のデータ型を確認しています。
整数値を浮動小数点数に変換
$integer = '42';
$float = floatval($integer);
echo "変換結果: $float\n";
echo sprintf("%.1f", $float);
👇出力結果
変換結果: 42
42.0
この例では、整数値を浮動小数点数に変換しています。floatval()関数は整数値を浮動小数点数として表現します。sprintf()関数を使用して、小数点以下1桁まで表示しています。
文字列に数字以外が含まれる場合の変換
$mixed = '3.14abc';
$float = floatval($mixed);
echo "変換結果: $float\n";
$mixed2 = 'abc3.14';
$float2 = floatval($mixed2);
echo "変換結果2: $float2";
👇出力結果
変換結果: 3.14
変換結果2: 0
この例では、数字以外の文字を含む文字列を変換しています。floatval()関数は文字列の先頭から浮動小数点数として解釈できる部分のみを変換します。先頭が数字以外の場合は0を返します。
floatval()に関するよくある質問
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