continue

コンティニュー（制御構造）

意味ループの次の繰り返しへ

continueとは？

continueは、ループ内の現在の繰り返しをスキップして、次の繰り返しに進む命令です。特定の条件下で一部の処理をスキップしたい場合に使います。

continueの具体的な使い方

特定の処理をスキップ

for ($i = 1; $i <= 5; $i++) {
    if ($i == 3) {
        continue;
    }
    echo $i . ' ';
}
echo "ループ終了";

👇出力結果

1 2 4 5 ループ終了

この例では、1から5まで数えますが、$iが3の時はcontinueによってその処理をスキップします。結果として、「1 2 4 5」が出力されます。3が表示されないことに注目してください。

配列の特定要素をスキップ

$fruits = ['りんご', 'バナナ', 'オレンジ', 'ぶどう', 'メロン'];

foreach ($fruits as $fruit) {
    if ($fruit == 'オレンジ') {
        continue;
    }
    echo $fruit . "は好きです。\n";
}

👇出力結果

りんごは好きです。
バナナは好きです。
ぶどうは好きです。
メロンは好きです。

この例では、果物の配列をループで処理していますが、'オレンジ'の時だけcontinueを使用してスキップしています。結果として、オレンジ以外の果物に対して「好きです」というメッセージが表示されます。

continueに関するよくある質問

Q. continueの使い所は？

A. continueは、ループ内で特定の条件下でのみ処理をスキップしたい場合に使います。例えば、配列の偶数要素だけを処理したい場合、奇数インデックスの時にcontinueを使うことで、その繰り返しをスキップできます。

Q. continueとbreakの違いは？

A. continueは現在の繰り返しをスキップしてループの次の繰り返しに進みますが、breakはループ全体を即座に終了します。continueを使うとループは続行しますが、breakを使うとループから完全に抜け出します。

Q. continueの後の処理は実行される？

A. いいえ、continueの後に書かれた処理は実行されません。continueが実行されると、即座にループの次の繰り返しに移ります。そのため、continueの後に重要な処理を書くと、その処理が実行されない可能性があるので注意が必要です。

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