array_reduce()
アレイ リデュース(配列)
意味 配列の要素を一つの値に集約
array_reduce()とは?
array_reduce()は、PHPの配列関数の一つです。指定した配列の全ての要素に対して、指定したコールバック関数を繰り返し適用し、最終的に単一の値にまとめます。配列の要素を合計したり、最大値を求めたりする際に便利です。
array_reduce()の具体的な使い方
配列の要素を合計する例
$numbers = [1, 2, 3, 4, 5];
$sum = array_reduce($numbers, function($carry, $item) {
return $carry + $item;
}, 0);
echo "配列: ";
print_r($numbers);
echo "合計: $sum";
👇出力結果
配列: Array
(
[0] => 1
[1] => 2
[2] => 3
[3] => 4
[4] => 5
)
合計: 15
この例では、array_reduce()を使用して配列の全要素の合計を計算しています。コールバック関数は現在の合計($carry)と配列の各要素($item)を受け取り、それらを足し合わせます。初期値として0を指定しています。
文字列の連結と統計情報の計算
$words = ['Hello', 'World', 'PHP', 'is', 'awesome'];
$result = array_reduce($words, function($carry, $word) {
$carry['string'] .= $word . ' ';
$carry['count']++;
$carry['total_length'] += strlen($word);
return $carry;
}, ['string' => '', 'count' => 0, 'total_length' => 0]);
echo "連結した文字列: {$result['string']}\n";
echo "単語数: {$result['count']}\n";
echo "平均単語長: " . ($result['total_length'] / $result['count']);
👇出力結果
連結した文字列: Hello World PHP is awesome
単語数: 5
平均単語長: 4.4
この例では、array_reduce()を使用して文字列の配列を連結し、同時に単語数と平均単語長を計算しています。初期値として連想配列を使用し、複数の統計情報を一度の処理で集計しています。
array_reduce()に関するよくある質問
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