array_search()

アレイ・サーチ（配列）

意味配列の値の検索

array_search()とは？

array_search()は、配列内で指定された値を検索し、その値に対応するキーを返す関数です。検索する値と配列を引数として受け取り、値が見つかった場合はそのキーを、見つからなかった場合は偽（false）を返します。

array_search()の具体的な使い方

配列内の値の検索と厳密な型チェック

$fruits = ['apple', 'banana', 'orange', '42', 42];

// 通常の検索
$key = array_search('banana', $fruits);
echo "'banana'は配列の{$key}番目にあります。\n";

// 存在しない値の検索
$key = array_search('grape', $fruits);
if ($key === false) {
    echo "'grape'は配列に存在しません。\n";
}

// 厳密な型チェックを使用しない検索
$key = array_search(42, $fruits);
echo "42は配列の{$key}番目にあります（厳密な型チェックなし）。\n";

// 厳密な型チェックを使用した検索
$key = array_search(42, $fruits, true);
echo "42（整数）は配列の{$key}番目にあります（厳密な型チェック）。\n";

👇出力結果

'banana'は配列の1番目にあります。
'grape'は配列に存在しません。
42は配列の3番目にあります（厳密な型チェックなし）。
42（整数）は配列の4番目にあります（厳密な型チェック）。

この例では、$fruits配列内で様々な値を検索しています。array_search()関数は、値が見つかった場合はそのキー（インデックス）を返し、見つからなかった場合はfalseを返します。第3引数にtrueを指定すると、厳密な型チェックが行われます。

array_search()に関するよくある質問

Q. 複数の一致がある場合の挙動は？

A. array_search()は、最初に見つかった一致のキーのみを返します。複数の一致がある場合でも、最初の一致のみが返されます。

Q. 大文字小文字を区別せずに検索するには？

A. array_search()は大文字小文字を区別します。区別せずに検索するには、配列の値を小文字（または大文字）に変換してから比較するか、array_map()とstrtolower()を組み合わせて使用します。

Q. false値を検索する際の注意点は？

A. array_search()は値が見つからない場合にfalseを返すため、false値を検索する際は注意が必要です。厳密比較演算子（===）を使用して、返り値がfalseかどうかを確認することをお勧めします。

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