trait
トレイト(オブジェクト指向プログラミング)
意味 再利用可能なコード集
traitとは?
traitは、PHPで複数のクラス間でメソッドを共有するための機能です。単一継承の制限を克服し、水平方向のコード再利用を可能にします。トレイトを使うと、複数のクラスで同じコードを繰り返し書く必要がなくなります。
traitの具体的な使い方
トレイト使用例
trait Loggable {
private $logFile = 'app.log';
public function log($message) {
$timestamp = date('Y-m-d H:i:s');
$logMessage = "[{$timestamp}] {$message}\n";
file_put_contents($this->logFile, $logMessage, FILE_APPEND);
echo "ログを記録しました: {$message}\n";
}
}
class User {
use Loggable;
private $name;
public function __construct($name) {
$this->name = $name;
}
public function save() {
// ユーザー保存の処理(仮想的な処理)
$this->log("ユーザー '{$this->name}' が保存されました");
}
}
$user = new User("山田太郎");
$user->save();
👇出力結果
ログを記録しました: ユーザー '山田太郎' が保存されました
この例では、Loggableトレイトでlogメソッドを定義し、Userクラスでそのトレイトを使用しています。traitキーワードでLoggableトレイトを定義し、useキーワードでUserクラス内でそのトレイトを使用しています。これにより、Userクラスはlog()メソッドを直接実装せずに使用できます。save()メソッド内でlog()メソッドを呼び出しています。
traitに関するよくある質問
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