GROUP BY

グループバイ（データベースとSQL）

意味データのグループ化

GROUP BYとは？

GROUP BYは、SQLの句の一つで、指定した列の値に基づいてデータをグループ化します。これは通常、集計関数（SUM、COUNT、AVGなど）と共に使用され、各グループに対して計算を行うために用いられます。

GROUP BYの具体的な使い方

カテゴリー別の平均価格を計算

<?php
$pdo = new PDO('mysql:host=localhost;dbname=shop', 'username', 'password');

$stmt = $pdo->query('SELECT category, AVG(price) as avg_price FROM products GROUP BY category');

echo "カテゴリー別の平均価格:\n";
while ($row = $stmt->fetch(PDO::FETCH_ASSOC)) {
    echo $row['category'] . ': ¥' . number_format($row['avg_price'], 2) . "\n";
}

👇出力結果

カテゴリー別の平均価格:
電子機器: ¥45,000.00
衣類: ¥5,500.00
食品: ¥800.00
書籍: ¥2,500.00

この例では、productsテーブルの商品をcategoryでグループ化し、各カテゴリーの平均価格を計算しています。GROUP BY句を使用することで、カテゴリーごとの集計が可能になります。結果として、各カテゴリーとその平均価格が表示されます。

GROUP BYに関するよくある質問

Q. GROUP BYの主な用途は？

A. GROUP BYの主な用途は、データをグループ化して集計することです。例えば、カテゴリー別の合計売上や、日付別の注文数などを計算する際に使用します。

Q. WHERE句とGROUP BYの順序は？

A. SQLクエリでは、WHERE句はGROUP BY句の前に記述します。WHEREはグループ化前のデータにフィルターをかけ、GROUP BYはその結果をグループ化します。

Q. GROUP BYで複数列は指定可能？

A. はい、GROUP BY句で複数の列を指定することができます。例えば、'GROUP BY category, date'のように記述すると、カテゴリーと日付の組み合わせごとにグループ化されます。

GROUP BYが学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか？
プログラミング単語帳には、PHPのGROUP BYやHAVING、JOIN、PDO::__construct()、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。