preg_match()

プレグマッチ（データ操作と変換）

意味正規表現でパターンを検索

preg_match()とは？

preg_match()は、指定した正規表現パターンが文字列内に存在するかを調べる関数です。パターンにマッチした場合は真を返し、マッチしなかった場合は偽を返します。

preg_match()の具体的な使い方

基本的なパターンマッチング

$text = '123-4567';
if (preg_match('/\d{3}-\d{4}/', $text)) {
    echo '郵便番号の形式です';
} else {
    echo '郵便番号の形式ではありません';
}

👇出力結果

郵便番号の形式です

この例では、文字列が3桁の数字、ハイフン、4桁の数字というパターン（日本の郵便番号形式）にマッチするかを調べています。

マッチした部分の取得

$text = 'お問い合わせは、[email protected]までご連絡ください。';
if (preg_match('/[\w.]+@[\w.]+\.[A-Za-z]{2,6}/', $text, $matches)) {
    echo 'メールアドレス: ' . $matches[0];
} else {
    echo 'メールアドレスが見つかりませんでした。';
}

👇出力結果

メールアドレス: [email protected]

この例では、文字列内のメールアドレスを検索し、マッチした部分を取得しています。第3引数の$matchesにマッチした結果が格納されます。

大文字小文字を区別しないマッチング

$text = 'PHP is a popular programming language.';
if (preg_match('/php/i', $text)) {
    echo 'PHPが見つかりました';
} else {
    echo 'PHPが見つかりませんでした';
}

👇出力結果

PHPが見つかりました

この例では、大文字小文字を区別せずにパターンマッチングを行っています。/i修飾子を使用することで、大文字小文字を区別しなくなります。

preg_match()に関するよくある質問

Q. preg_match()の戻り値は何ですか？

A. マッチした場合は1、マッチしなかった場合は0、エラーが発生した場合はfalseを返します。

Q. 大文字小文字を区別しない方法は？

A. パターンの後に'i'修飾子を追加します。例：preg_match('/pattern/i', $string);

Q. マッチした部分を取得するには？

A. preg_match()の第3引数に変数を指定すると、マッチした部分が配列として格納されます。

Q. 複数回マッチさせるには？

A. preg_match_all()関数を使用します。これは全てのマッチを見つけ、結果を配列に格納します。

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