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PHP - 数学関数

floor()

フロア(データ操作と変換

意味 数値を切り捨てる関数


floor()とは?

floor()は、与えられた数値を切り捨てて、その数以下の最大の整数を返す関数です。小数点以下の値が存在する場合、常に小さい方の整数に切り捨てます。

floor()の具体的な使い方

小数点以下切り捨ての例

<?php
$temperature = 23.9;
$rounded_temp = floor($temperature);
echo "切り捨てられた温度: $rounded_temp";
?>

👇出力結果

切り捨てられた温度: 23

この例では、$temperatureの値23.9を切り捨てています。floor()関数は小数点以下を切り捨てて、より小さい整数に丸めます。結果は23になります。

負の数の切り捨て

<?php
$negative_value = -4.7;
$rounded_negative = floor($negative_value);
echo "切り捨てられた負の値: $rounded_negative";
?>

👇出力結果

切り捨てられた負の値: -5

負の数に対してfloor()を使用すると、より小さい(絶対値が大きい)整数に切り捨てられます。この例では-4.7が-5に切り捨てられます。

floor()に関するよくある質問

Q. floor()とround()の違いは?
A. floor()は常に小さい方の整数に切り捨てますが、round()は四捨五入をします。例えば、floor(3.7)は3になりますが、round(3.7)は4になります。
Q. 負の数でfloor()を使うと?
A. 負の数でfloor()を使うと、より小さい整数に切り捨てられます。例えば、floor(-3.2)は-4になります。これは、-4が-3.2より小さい整数だからです。

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