json_encode()

ジェイソンエンコード（ネットワーク・API・データ交換）

意味 PHPの値をJSON形式に変換

json_encode()とは？

json_encode()は、PHPの値やオブジェクトをJSON形式の文字列に変換する関数です。配列やオブジェクトなどの複雑なデータ構造をJSONに変換するのに便利です。

json_encode()の具体的な使い方

複雑なデータ構造のJSON化とオプションの使用

<?php

$data = [
    'name' => '山田太郎',
    'age' => 30,
    'isStudent' => false,
    'hobbies' => ['読書', '旅行', 'プログラミング'],
    'address' => [
        'city' => '東京',
        'postalCode' => '100-0001'
    ],
    'grades' => [
        'math' => 85,
        'english' => 92,
        'history' => 78
    ]
];

$jsonOptions = JSON_PRETTY_PRINT | JSON_UNESCAPED_UNICODE;

$json = json_encode($data, $jsonOptions);

echo $json;

👇出力結果

{
    "name": "山田太郎",
    "age": 30,
    "isStudent": false,
    "hobbies": [
        "読書",
        "旅行",
        "プログラミング"
    ],
    "address": {
        "city": "東京",
        "postalCode": "100-0001"
    },
    "grades": {
        "math": 85,
        "english": 92,
        "history": 78
    }
}

この例では、複雑なデータ構造（入れ子になった配列や異なるデータ型を含む）をJSON形式に変換しています。JSON_PRETTY_PRINTオプションで整形された出力を、JSON_UNESCAPED_UNICODEオプションで日本語をそのまま出力しています。これにより、人間が読みやすい形式でJSONが生成されます。

json_encode()に関するよくある質問

Q. json_encode()の基本的な使い方は？

A. json_encode()関数は、PHPの配列やオブジェクトをJSON形式の文字列に変換します。基本的な使い方は、変換したいデータを引数として渡すだけです。例：json_encode($data);

Q. json_encode()のオプションとは？

A. json_encode()は第二引数でオプションを指定できます。よく使われるオプションには、JSON_PRETTY_PRINT（整形出力）、JSON_UNESCAPED_UNICODE（Unicode文字をそのまま出力）、JSON_FORCE_OBJECT（空の配列をオブジェクトとして出力）などがあります。

Q. json_encode()でエラーが出る場合は？

A. json_encode()がfalseを返す場合、エンコードに失敗しています。主な原因として、無効なUTF-8文字列、NaN、INF、リソース型の値が含まれている場合などが考えられます。json_last_error()関数でエラーの詳細を確認できます。

json_encode()が学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか？
プログラミング単語帳には、PHPのjson_encode()やcurl_close()、JSON解析、curl_exec()、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。