composer.json

コンポーザードットジェイソン（Composer）

意味 Composerの設定ファイル

composer.jsonとは？

composer.jsonは、PHPプロジェクトの依存関係を管理するComposerの設定ファイルです。このファイルにはプロジェクトの名前、説明、必要なパッケージとそのバージョン、オートロードの設定などが記述されます。

composer.jsonの具体的な使い方

基本的なcomposer.jsonの構造

{
    "name": "vendor/project",
    "description": "プロジェクトの説明",
    "type": "project",
    "require": {
        "php": "^7.4|^8.0",
        "monolog/monolog": "^2.0"
    },
    "require-dev": {
        "phpunit/phpunit": "^9.0"
    },
    "autoload": {
        "psr-4": {
            "App\\": "src/"
        }
    }
}

この例は基本的なcomposer.jsonファイルの構造を示しています。プロジェクト名、説明、必要なPHPバージョン、依存パッケージ、開発用パッケージ、オートロードの設定などが含まれています。

スクリプトの定義

{
    "scripts": {
        "test": "phpunit",
        "start": "php -S localhost:8000 -t public",
        "post-install-cmd": [
            "@php -r \"file_exists('.env') || copy('.env.example', '.env');\""
        ]
    }
}

composer.jsonでスクリプトを定義することができます。この例では、テスト実行、開発サーバー起動、インストール後の.envファイル作成などのスクリプトを定義しています。これらは「composer test」のように実行できます。

composer.jsonに関するよくある質問

Q. composer.jsonは必須ですか？

A. はい、Composerを使用するプロジェクトでは composer.json ファイルは必須です。このファイルにはプロジェクトの依存関係や設定が記述されます。

Q. 手動で編集してもいいですか？

A. はい、composer.json は手動で編集できます。ただし、JSONの構文に注意し、適切なフォーマットを保つ必要があります。編集後は 'composer validate' コマンドで正当性を確認することをお勧めします。

Q. バージョン指定の書き方は？

A. バージョンは様々な方法で指定できます。例えば、'2.0.*'（2.0の最新パッチ）、'^2.0'（2.0以上3.0未満）、'>=2.0 <3.0'（2.0以上3.0未満）などがあります。詳細はComposerのドキュメントを参照してください。

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