PSR-4

ピーエスアールフォー（オートローディング）

意味オートローディング標準

PSR-4とは？

PSR-4は、PHP-FIGが定めたオートローディングの標準規格です。この規格に従うことで、名前空間とファイルシステムの構造を対応させ、効率的にクラスを自動読み込みできます。

PSR-4の具体的な使い方

オートロード設定例

{
  'autoload': {
    'psr-4': {
      'App\': 'src/'
    }
  }
}

この例は、composer.jsonでPSR-4を設定する方法を示しています。「App\」という名前空間のクラスが「src/」ディレクトリ以下に配置されることを指定しています。例えば、App\Controller\UserControllerクラスは、src/Controller/UserController.phpファイルに配置されます。

PSR-4に関するよくある質問

Q. PSR-4のメリットは？

A. PSR-4を使用することで、名前空間とディレクトリ構造を対応させることができ、クラスの自動読み込みが容易になります。これにより、require文を書く必要がなくなり、コードの可読性と保守性が向上します。

Q. PSR-4とPSR-0の違いは？

A. PSR-4はPSR-0の後継です。主な違いは、PSR-4では名前空間の区切りとディレクトリの区切りが1対1で対応する必要がなくなり、より柔軟なディレクトリ構造が可能になったことです。

Q. PSR-4の設定後の処理は？

A. composer.jsonにPSR-4の設定を追加した後は、'composer dump-autoload'コマンドを実行して、オートローダーを再生成する必要があります。これにより、新しい設定が反映されます。

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