===

イコールイコールイコール（モダンPHP機能）

意味型の厳密比較

===とは？

型の厳密な比較は、PHPで値だけでなく型も含めて比較する操作です。'==='演算子を使用して行います。これにより、より正確で安全な比較が可能になります。

===の具体的な使い方

厳密な比較の例

<?php

function compareValues($value) {
    if ($value === 5) {
        echo "値は5で、型も整数です\n";
    } elseif ($value === "5") {
        echo "値は'5'で、型は文字列です\n";
    } elseif ($value == 5) {
        echo "値は5に等しいですが、型が異なります\n";
    } else {
        echo "値は5でも'5'でもありません\n";
    }
}

compareValues(5);      // 整数の5
compareValues("5");    // 文字列の'5'
compareValues(5.0);    // 浮動小数点数の5.0
compareValues("five"); // 文字列の'five'

👇出力結果

値は5で、型も整数です
値は'5'で、型は文字列です
値は5に等しいですが、型が異なります
値は5でも'5'でもありません

この例では、===演算子を使用して、値と型の両方を厳密に比較しています。整数の5、文字列の'5'、浮動小数点数の5.0、そして全く異なる値を比較して、===と==の違いを示しています。

===に関するよくある質問

Q. ===と==の違いは何ですか？

A. ===は値と型の両方を比較する厳密な比較演算子です。一方、==は値のみを比較し、必要に応じて型変換を行います。

Q. ===はどんな時に使うべきですか？

A. 型の厳密な一致が重要な場合や、予期せぬ型変換を避けたい場合に使用します。特にユーザー入力の検証や条件分岐で有用です。

Q. ===で文字列と数値を比較できる？

A. ===では型も比較するため、文字列と数値は常に不一致となります。例えば '5' === 5 は常にfalseを返します。

===が学べる書籍の紹介

「プログラミング単語帳」を使って、プログラミングの単語を英単語のように学習してみませんか？
プログラミング単語帳には、PHPの===や#[Attribute]、match、引数名:値、などのような実務でよく使われる単語が数百以上収録されています。
この書籍には、プログラミングの単語の意味や読み方、単語の使い方がわかる例文などが掲載されており、いつでもどこでもプログラミングの学習ができます。

よく使われる単語にだけ絞って学習することができるので、効率的にプログラミングが学習できます。