Range
レンジ(データ型とリテラル)
意味 値の範囲を表す
Rangeとは?
Rangeは、開始値と終了値を持つ値の範囲を表すオブジェクトです。数値や文字の連続した範囲を簡潔に表現でき、繰り返し処理や条件判定などで便利に使用できます。
Rangeの具体的な使い方
Rangeを使った繰り返し処理と配列生成
# 1から5までの2乗を計算
squares = (1..5).map { |n| n ** 2 }
puts "1から5までの2乗: #{squares}"
# アルファベットの範囲を生成
alphabet = ('A'..'E').to_a
puts "AからEまでのアルファベット: #{alphabet}"
# 範囲を使った繰り返し
(1..3).each do |n|
puts "#{n}回目のこんにちは!"
end
👇出力結果
1から5までの2乗: [1, 4, 9, 16, 25]
AからEまでのアルファベット: ["A", "B", "C", "D", "E"]
1回目のこんにちは!
2回目のこんにちは!
3回目のこんにちは!
この例では、Rangeを使って数値やアルファベットの範囲を簡単に扱う方法を示しています。mapメソッドで範囲内の各要素を処理し、to_aメソッドで配列に変換し、eachメソッドで繰り返し処理を行っています。Rangeを使うことで、連続したデータの処理を簡潔に記述できます。
Rangeを使った条件分岐と範囲チェック
def evaluate_score(score)
case score
when 0...60
'不合格'
when 60...80
'合格'
when 80..100
'優秀'
else
'無効な点数'
end
end
puts "59点: #{evaluate_score(59)}"
puts "75点: #{evaluate_score(75)}"
puts "100点: #{evaluate_score(100)}"
# 範囲チェック
age = 25
puts "ageは18から30の範囲内? #{(18..30).include?(age)}"
👇出力結果
59点: 不合格
75点: 合格
100点: 優秀
ageは18から30の範囲内? true
この例では、Rangeを使って点数の評価を行う関数と年齢が特定の範囲内にあるかをチェックする方法を示しています。caseステートメントでRangeを使うことで、点数の範囲に応じた評価を簡潔に記述できます。また、includeメソッドを使うことで、値が範囲内にあるかを簡単にチェックできます。
Rangeに関するよくある質問
Rangeが学べる書籍の紹介
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